代官山に6月5日、オランダのジーンズメーカー「DENHAM(デンハム)」の日本初となる直営店「DENHAM STORE:TOKYO DAIKANYAMA」(渋谷区猿楽町、TEL 03-3463-2258)がオープンした。経営はDENHAM THE JEANMARKER JAPAN(同)。
デザイナーのジェーソン・デンハムさんが昨年春夏シーズンに立ち上げた「デンハム」。国内では、「SHIPS」などのセレクトショップで販売していた。昨年、アムステルダムにブランド初の直営店をオープン。東京ストアは世界2店舗目の直営店となる。
ジェーソンさんは「14年前に代官山を初めて訪れた時から、(店の前の)この通りが好きで店を出したいと思っていた。本格的に出店を検討したのは1年ほど前から」と振り返る。
店舗面積は地下1階と1階を合わせて約20坪。ストアコンセプトは「伝統主義と現代性を融合」で、ファサードはガラス張りに仕上げた。コンクリート打ちっぱなしの地下1階には、「作業台」をディスプレーするほか、各階とも同ブランドの「アイコン」でもある「ハサミ」をハンガーラックとして使用している。
ジーンズやTシャツ、アウターなどの衣類やベルトなどのファッション小物などのほか、フォトグラファー・田中凛太郎さんの自費出版本「My Freedamn」も販売する。商品例は、デニム(3万円台~)、シャツ(2万円台~)、Tシャツ(1万円台~)、ジャケット(4万円台~)などで、「デンハム用せっけん」(3,000円)、サングラス(2,810円)、キャンドル(7,665円)、ベルト(1万2,075円)などの雑貨も扱う。
ジェーソンさんは「(出店できて)幸せ。日本人はいろんなデニムを見ていて、(デニムを)理解しているので、当ブランドの商品も受け入れてもらえるのでは。皆が愛してくれて、店に来て、買いたいと思っていただけたら」と期待を寄せる。
営業時間は12時~20時。