恵比寿ガーデンプレイス（渋谷区恵比寿4、TEL 03-5423-7111）は4月29日から、GWイベント「tupera tuperaとつくろう！恵比寿HAND MADE TOWN」を開催する。

　アートユニット「tupera tupera（ツペラ ツペラ）」が監修する同イベントは、ペットボトルや段ボールなどで作る「街づくり」の体験イベントや、トートバッグやブックカバーなどを「オリジナルデザインにする」雑貨づくり、工作などを行う。

　同施設広報担当の太田瑞穂さんは「地域や人々とのつながりを大切に考え、『つくる』ことを切り口に、楽しんだり体験したりして心豊かな暮らしができるのではと考えた」とし、「ツペラ ツペラは作り手の創造力を高めるだけでなく、来街者と一緒にものづくりをしていただけるアーテイスト。その創作活動に対する思想がわたしたちの目指す活動と合致したのもあるが、個々の感性や豊かな表現力を磨いていくうえで良きパートナーだと考えた」と話す。

　メーン会場となるセンター広場では、空き箱や空き瓶などの材料を使い建物や乗り物などを作るワークショップを開催。できあがった作品は、中央に用意するステージ（10メートル×10メートル）に順次配置し「みんなの街」を作り上げていく。開催は今月29日～5月4日の13時～17時で、各日先着約100人。参加無料。「みんなの街」完成イベントとして、同5日には施設内でパレードも行う。開催時間は13時～16時で、先着40人。参加無料。

　同広場では期間中、ツペラ ツペラの絵本に登場する「へんてこピープル」を参考に、雑誌やへら、石、牛乳パックなど「身近にあるもの」に目・鼻・口などを描き足し、人の顔や表情などを作る「つくってみよう！へんてこピープル」（15時～17時、参加無料）や、「つくってみよう！おしゃれプリント雑貨」（11時～17時、各日先着150人、参加費500円）などのワークショップを開く。

　そのほか、絵本「アニマルアルファベットサーカス」をモチーフに、遊具で遊ぶことのできる「アルファベットサーカス広場」（11時～17時、参加無料）も用意。時計広場では、絵本「ワニーニのぼうけん」に登場する船をモチーフにした「タイヤ式電気列車」に乗り、施設内の時計広場やシャトー広場、恵比寿ガーデンプレイスタワー前など会場を一周する「ワニーニのぼうけんロード」（11時～17時、参加費1回300円）や、ツペラ ツペラのアート作品を展示する「tupera tuperaワークスギャラリー」（恵比寿ガーデンプレイスタワー38階特設コーナー、11時～23時）なども展開する。

　太田さんは「特にお子さまがいらっしゃるご家族での参加は、お子さまと一緒に『作る』ことを存分に楽しんでいただけると思う。せっかくの休みなので、作ることで何か形に残す休日を過ごされてみては」と来場を呼びかける。