「LIMI feu(リミ フゥ)代官山店」が3月19日、アーカイブアイテムを取り扱うコンセプトショップ「UNLIMITED by LIMI feu(アンリミテッド バイ リミ フゥ)」(渋谷区代官山町、TEL 03-3463-6324)にリニューアルした。経営はリミヤマモト(品川区)。
1999年にデザイナーの山本里美さんが立ち上げた「リミフゥ」。2006年には、子ども服ブランド「LIMI feu prankster(リミフゥ プランクスター)」の展開を開始。同店は2003年、同ブランド初の路面店としてオープンした。
今回、「リミフゥ」と「リミフゥ プランクスター」のアーカイブアイテムを取り扱うコンセプトショップとしてリニューアル。商品は「シーズンやソーシャル・オケージョンに合わせ」1カ月ごとにラインアップを変えるという。
同社広報担当者は「ファッション業界では、シーズン商品を購入いただける期間は通常6カ月。しかし、アーカイブアイテムならではの商品ラインアップの奥行きはプロパーにはない魅力で、お客さまからも『過去のシーズンの商品は購入できないか』という問い合わせをよくいただいていた」と話す。「アウトレットモールなどに入らず単独でショップ展開をしているのは、アーカイブ商品の魅力やプロパーショップと変わらない接客を通じ、ブランドコンセプトを発信していく場でありたいと考えたから」とも。
店舗面積は約79平方メートルで、内外装ともに大きな変更はない。同店では、ジャケットやパンツ、ドレス、シャツ、ニット、シューズなど、同ブランドのフルラインのアーカイブアイテムをそろえる。通常の30%~70%引きで販売する。
オープンから1カ月がたった。同担当者は「アーカイブプライスということもあり、若い方の利用が増えたほか、初めて当ブランドの商品をお買い求めくださる方も目立つ」と話す。「『リミフゥ代官山店』のころから利用いただいていた顧客さまには、自分の知らない過去のアイテムを新鮮な気持ちでご覧いただくことができ、喜んでいただいている」とも。
5月10日には、恵比寿ガーデンホール(目黒区)で3月にパリで発表した秋冬コレクション「10years of TRACE LIMI feu Collection」を開催。今月23日から、各地の「リミフゥショップ」で1万500円以上の購入客にチケット引換券を渡す。
営業時間は12時~21時。