神宮前にセレクトショップ「青山ニッティングワークス」-ニット商品中心に

「青山Knitting Works」がオープン。写真=「ものつくりの現場」をイメージした内観の様子

「青山Knitting Works」がオープン。写真=「ものつくりの現場」をイメージした内観の様子

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 神宮前に3月28日、ニット商品を中心としたアパレルブランド「everlasting sprout(エバーラスティングスプラウト)」のコンセプトショップ「青山Knitting Works(青山ニッティングワークス)」(渋谷区神宮前5、TEL 03-6427-9104)がオープンした。経営はクラウン(千駄ヶ谷1)。

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 アパレルニットや糸の企画・製造・販売などを手がける同社。同店は同社初の直営店で、「ものつくり」「1本の糸からストーリーが始まる」などをコンセプトに、「エバーラスティングスプラウトのデザイン感」を表現したセレクトショップ。

 同社取締役でエバーラスティングスプラウトのデザイナー・村松啓市さんは「自分の世界観を表現し、人が集まることのできる空間が必要だと感じだ。自分の考えている空間を作るには、セレクトショップが合っていた」とし、「お客さまにリラックスしてお越し頂ける環境や立地として青山という街に引かれた。周りの店や施設など、感度が高いところばかりの街だからこそ、自分たちのやりたいことも伝わりやすいと考えた」と話す。

 店舗面積は約50平方メートル。「ワークス」とうい店名に合わせ、「ものつくりの現場」を意識した店内の床面はコンクリートの打ちっ放しに。店内には「オリジナルの糸を作ることができる」糸の「より機」などを置くほか、花道家上野雄次さんの作品や本に関する事業を展開するバッハ(港区南青山4)所属のブックコーディネーター山口博之さんが「見つけてきた」国内外の古本などを展示・販売する。

 取り扱いブランドは「エバーラスティングスプラウト」をはじめ、東京コレクションに参加しているデザイナーズブランド「mint designs(ミントデザインズ)」や、シューズブランド「JUCO.(ジュコ)」、ベルトブランド「ooso(オーソー)」など。商品構成は、エバーラスティングスプラウト=4割、セレクトブランド=6割。商品例は、エバーラスティングスプラウトの「アベコベプルオーバー」(レディス、3万9,900円)、「ohta(オータ)」の「三式交差 パンツ」(3万1,500円)、村松さんが集めた国内やイタリアなどの糸(約1グラム8円~40円)ほか。

 同店ではワークショップも展開。4月18日には「素材を活かすニット ~ブレード・レースの使い方~」を開く。13時~15時、16時~18時。参加費は3,980円で、各回定員5人。

 1月末からプレオープンしていた同店。「来店くださるお客さまは20~40代の方が中心で、男女比は4:6。「表現する方と、それを受け止める方とか1本の糸でつながるような店を目指している」と村松さん。

 営業時間は12時~20時。

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