渋谷駅東口・クロスタワー近くに3月13日、ハンバーグ専門店「東京バーグ」(渋谷区渋谷2、TEL 03-6427-4155)がオープンした。経営はディープラスエヌアソシエイション(港区南青山2)。
同社の宮下大輔社長は、和食店「暗闇坂宮下」などのプロデュースも手がけている。同店は、宮下社長の「ハンバーグを主力とした新業態の店を出店したい」という思いから出店に至った。居抜き物件のあっせんなどを手がける日本店舗再生機構(渋谷3)の紹介を受け、元カフェだった同所に出店した。
店長の島田盛人さんは「当店のコンセプトは、肉料理と野菜料理をバランスよく食べていただき、一緒に酒を楽しんでいただくこと」とし、「高いハンバーグもあるが、もともとハンバーグは比較的安価な食べ物。当店ではボリュームいっぱいのハンバーグを安価で提供したいと考えた」話す。
店舗面積は約40坪で、席数は50席を用意。空間デザイナーの角章さんが手がけた店内は、壁面や天井を張り替えるなどで「落ち着いた雰囲気」に仕上げたほか、いすやテーブルは元カフェで使用していたものを利用している。
メニューは、ランチ=日替わりソースで食べる「自家製手ごねハンバーグ」や「ヘルシーオージービーフステーキ」「特製メンチカツレツ」(以上各300グラム、1,000円)、「和牛サーロインステーキ」(200グラム、2,500円)など5種。ディナー=和風・塩・デミグラスソースが選べる「自家製手ごねハンバーグ」(300グラム、1,800円)や「山形牛サーロインステーキ」(200グラム、4,500円~)、「スペアリブ」(500円)などのグリル類をはじめ、「野菜たっぷりポタージュ」(500円)や「モッツアレラチーズ 3種オリーブフライ」(650円)などのアラカルトも。ハンバーグの種類は今後増やしていくという。
ほかにも、「野菜ソムリエ」が考案したオリジナルメニューとして、芽キャベツやミニトマトなどを使った「野菜畑サラダ」(1,800円)、ゴボウやレンコンなどを使った「根菜たっぷりミネストローネ」(800円)などもそろえる。
同店ではチャージ方式のプリペイドカード「東京バーグカード」も発行している(4月30日までは1万円チャージで1万500円分、3万円チャージで3万6,000円分チャージ)。
島田さんは「(大通りに面していない場所で)不安がなかったと言えばうそになるが、ランチでご利用いただいた方が夜も来店していただくなど、口コミなどでディナーの時間帯のお客さまも増えてきている」とし、「お客さまは近隣企業の方や近所にお住まいの方などが中心」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~23時30分。