西武渋谷店（渋谷区宇田川町、TEL 03-3462-0111）は現在、B館5階プロモーションスペースでバレンタイン企画「～BITTER & SWEETS な男の世界～男のチョコバー&逆チョコ応援スタンド」を開催している。

　「メンズ・ショコラ・テイスティングバー」（2008年）、「逆チョコ応援フェア」（2009年）と2年続けて男性向けのバレンタイン企画を行ってきた同店。今年は両方の要素に加え、紳士服フロアの「アラサー」女性社員6人と「独身」男性社員1人が交代で「逆チョコ相談員」として対応する。

　販売促進部の奥住千恵子さんは「（おととしや昨年は）『通常のバレンタインセンターには行きづらいから良い』など、20～50代の幅広い方に利用いただいた」とし、「昨年『逆チョコ応援』を試みたところ、ご利用いただいたお客さまから、チョコレートのみならずプレゼントなどに関しての質問や相談を受けたので、『相談員』を明確に打ち出すことで、より尋ねやすい環境になると考えた」と話す。

　用途に合わせ「相手に喜ばれる」ギフトを提案する「逆チョコ応援スタンド」や、ピエール・ルドンなどのチョコレートがテイスティングできる「男のチョコバー」を開設（17時～19時まで）するほか、トランクスや化粧品、ピンズなどの「男を決める」アイテムを「アラサー」女性社員が選び提案。森永製菓（港区）とのタイアップで「逆DARS」「逆小枝」とギフトをセットにした「究極の逆チョコセット」も販売する。

　関連企画として、A館7階催事場には「ピエール・ル ドン」「ペイラーノ」「ヴェストリ」「ベリーチョコレート」「ゴディバ」「ヴァンデンダー」「森八大名閣」などのブランドチョコレートを集積した「バレンタインスイートパラダイス」を開設。A館1階特設会場では、ココアを無料で提供する「森永エンゼルワゴン」も登場する（14時～17時）。

　奥住さんは「（逆チョコ相談員は）20代の方から利用いただいているが、30代前半が多いように感じる。『自分（男性）からチョコをあげて女性は変に思わないか心配』『どのようなタイミングで渡すのが効果的か』などの相談を受ける」と話す。「老若男女、肉食系・草食系を問わず、いろいろな方にそれぞれの楽しみ方でご利用いただき、ハッピーなバレンタインを迎えていただければ」とも。

　営業時間は10時～20時（木曜～土曜は21時まで）。今月15日まで。