代官山に1月30日、チョコレートカフェ「Queen's Collection Chocolate Cafe DAIKANYAMA」（渋谷区猿楽町、TEL 03-6416-1900）がオープンした。経営はQueen’s Collection（渋谷3）。

　10年ほど前にオーストラリアに1年ほど滞在していた経験を持つ同社社長の山田美樹さん。滞在先近くのチョコレートカフェに魅了され、「いつかチョコカフェを出店したい」と考えていた山田さんの思いに賛同した店長の浜岡梓さんと昨年の9月ごろから出店先を探し始めた。2人はそれまでレストラン業態を中心に展開する「キングス ノウ」（渋谷3）に勤めていたが、「カフェスタイルを始めたい」「女性のための事業を展開したい」と昨年11月、同社子会社としてQueen’s Collectionを立ち上げた。

　出店先について、山田さんは「ゆっくりティータイムを過ごしていただけるような、落ち着いた場所で出店先を探した。自由が丘や元町などの物件も検討し、代官山に決めてからも数カ所物件を回った」と振り返る。

　店舗面積は約17坪で、席数は27席を用意。半地下に位置する同店の路面側が一面窓になっているのが特徴。店内は、茶色を基調に「クラシックで落ち着いた空間」に仕上げた。

　メニューは、ハイビター（カカオ64％）、ビター（同55％）、ミルク（同38％）、ホワイト（同29％）の4種のチョコから選び、ホットミルクに溶かして飲む「Queen’s Hot Chocolate」（チョコ20グラム＝580円、30グラム＝630円、40グラム＝680円）をはじめ、「ショコラスムージー」（580円）、「カフェモカ」（560円）、「ホワイトチョコレートモカ」（580円）などのドリンク類が中心。「クラシックベーグル」（210円）、「メイプルウォルナッツスコーン」（320円）、「ホワイトチョコレートブラウニー」（320円）などのフード類もそろえる。一部メニューはテークアウトも可能。客単価は1,000円前後を見込む。

　ほかにも、4種のチョコ（ホワイト＝28％、ミルク＝33,6％、ビター＝53,3％、ハイビター＝70.4％）を瓶詰めにした「Queen’s Collection」（各350円）やチョコレート菓子「Ashemore’s」（500円）、キャンドル「Queen’s Candle」（600円）なども販売する。

　山田さんは「近隣にお住まいの方や近隣企業の20代後半～50代の女性を中心に、お客さまがゆっくり過ごせるような空間にしていきたい」と話す。「今後、アパレルやネイル、子ども向けの店など女性が幸せになれるような店を作っていきたい」とも。

　営業時間は9時～20時。