「adidas Originals X STAR WARS」コレクションの販売が始まったのを記念して1月23日、渋谷・原宿の「アディダス オリジナルスショップ」に「スター・ウォーズ」のキャラクター、ダース・ベイダーなどが登場した。

コレクションを陳列した渋谷店の店内

　アディダス オリジナルスは「セレブレイト オリジナリティ」をテーマにしたカジュアルブランドで、毎シーズンブランドやキャラクターなどとコラボレーションを行っている。今回は、映画「スター・ウォーズ」の「旧3部作に登場するキャラクター」とコラボレーション。

　同社ブランドマーケティングシニアマネジャーの林恵子さんは「個性をサポートするブランドとして、ファンや登場するキャラクターが個性的なスター・ウォーズとは以前からコラボレーションしたいと思っていた」とし、「旧3部作に登場するキャラクターとコラボしているので、20代後半～30代の男性と、スニーカーマニアの方がターゲットになると考えた。ディテールをよく見ると隠れたデザインなども施してある」と話す。

　メンズのアパレルやフットウエア、レディスのフットウエアを展開する同コレクション。第1弾となる今回は、ウエア9モデル、シューズ6モデルを販売。2月中旬に予定する第2弾はスニーカー2モデル、3月中旬の第3弾にはスニーカー5モデル、アパレル2モデルの発売を予定。

　第1弾は、世界で1,977足限定発売の「MICROPACER SW」（2万9,400円）をはじめ、「SUPERSKATE SW」（1万3,650円）、「SW-TSHIRT（Star Wars）」（7,245円）、「SW T-SHIRT（Storm Trooper）」（6,195円）など。渋谷店では、ダース・ベイダーモデルのジャージ・トラックトップ「SW SS TT（DARTH VADAR）」（1万6,800円）が「人気」だったという。

　当日、オープン前の「アディダス オリジナルスショップ 渋谷」（宇田川町）や同原宿店（神宮前6）などには50人を超える行列ができた。渋谷店開店の10時になると、ダース・ベイダーやストームトルーパーなど映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する帝国軍キャラクターのコスチューミング団体「The 501st Legion（第501軍団）」15人が登場。その姿をカメラに収める人や一緒に写真を撮る人、握手を求める人などもいた。

　その後、「帝国軍」15人は同モデルを販売する「BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS 公園通り店」（神南1）や「atmo」（神宮前4）なども「パトロール」して回り、コラボレーションのキャンペーンを行った。「パトロール」は今後31日まで、ストームトルーパー1人が行う予定。

　林さんは「ユニークなコラボになるので、（スター・ウォーズの）既存のファンの取り込み、ロイヤル・カスタマーの期待に応えられれば」と話す。「今年はワールドカップイヤーだが、それとは関係のないプロダクトで楽しい話題になれば」とも。