原宿で藤本やすしさん率いる「CAP」所蔵の古雑誌展-500円均一で販売

昨年5月にロケット開催した「WE LOVE MAGAZINE LIBRARY リターンズ」の展示風景。今回も「風が吹き抜けるようなシンプルな展示を目指す」(ギャラリースタッフの大西千恵さん)

昨年5月にロケット開催した「WE LOVE MAGAZINE LIBRARY リターンズ」の展示風景。今回も「風が吹き抜けるようなシンプルな展示を目指す」(ギャラリースタッフの大西千恵さん)

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 アートディレクター藤本やすしさん率いる「CAP」の所蔵雑誌約1,000冊を公開・販売する「Magazine! Magazine!! やっぱり雑誌大好き!!!」が1月22日、原宿のクリエーティブスペース「ROCKET(ロケット)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-3499-1003)で始まる。

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 同ギャラリーでは、藤本さんらが表参道ヒルズで企画した雑誌展覧会「WE LOVE MAGAZINE LIBRARY」が好評だったことを受けて、昨年5月に同展の「リターンズ」を開催。会場では、書店には並ばない世界各国のファッション誌・カルチャー誌を出版社からの寄付を受けて展示し、閲覧も可能としたことなどが話題を呼び、多くの来場者を集めた。

 これらの展示で販売を希望する声が多かったことを受け、新たに企された同展。会場では、これまでCAPが収集・所蔵してきた古雑誌を公開・販売する。雑誌は1980~2000年代のアメリカやフランスのカルチャー・ファッション誌が中心。

 オランダのカルチャー誌「FRAME」や1960年代の「VOGUE」などの貴重な雑誌も500円の均一価格で販売。ノーマン・ロックウェルの表紙イラストで知られる「サタデーイブニングポスト」(アメリカ)の合本や「LIFE」(アメリカ、1930~60年代)の合本なども各7,000円で販売する。

 藤本さんは1983年にデザインオフィス「Cap」を設立。雑誌「Olive」「STUDIO VOICE」などのアートディレクションを手掛け、現在でも「VOGUE NIPPON」「GINZA」「BRUTUS」などを担当する。1996年に「若手アーティストを中心としたアートカルチャーを発信する空間」を目指してロケットをオープンした。

 開催時間は12時~19時30分。2月23日まで。

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