モデルの酒井景都さんは1月16日、中目黒に自身がデザイナーを務めるファッションブランド「Made in COLKINIKHA(コルキニカ)」の直営路面店(目黒区上目黒1、TEL 03-6479-2505)をオープンした。
ファッション誌「Olive」の専属モデルなどモデルとして活動していた酒井景都さんが、慶応大学在学中の2002年に新宿伊勢丹の解放区でスタートさせた同ブランド。これまでセレクトショップでの展開や、「ラフォーレ原宿」「渋谷パルコ」などで期間限定ショップの出店など行ってきた。20代前半を中心とした「ガーリーな世界が好きな人」をはじめ、「森ガール」などの人気を集めている。
酒井さんは「ブランド立ち上げ時から路面店出店は考えていた。限定ショップをやらせていただき手応えを感じていたこともあり今回出店を決意した」とし、「中目黒は川もあり、とても静かな場所。個人的にも好きでよく来ていた。(中目黒には)ファッションテナントが増えつつあり、活気を感じていた」と話す。
店舗面積は14坪。「看板以外ほとんど手作りした」という店内は、店舗奥の壁面を異なるテキスタイルで仕上げたほか、「雪の山脈」のオブジェやアンティークの什器、鳥かごなどを置き、「昔からそこにあるようなノスタルジックさ」を演出したという。
ワンピースを中心に、オリジナルテキスタイルのリュックや酒井さん手描きのテキスタイルタイツ、ピアス、ネックレスなどMade in COLKINIKHAのフルコレクションを扱うほか、一点ものやセレクトブランド、古着、海外から買い付けたアンティークなどをそろえる。商品例は「フリンジネックレス」(8,925円)や「繭2WAYシフォンワンピース」(1万9.950円)、「ローズリボンタッセル付きブローチ」(3,990円)など。オープン記念で、ショップ壁面に使用している生地と同じ生地で作った「トランプポーチ」(3,990円、生地が無くなり次第終了)も用意する。
酒井さんは「当店の裏のアトリエで作ってすぐ店に出せる、今自分が欲しいもの・気分のものが出せる楽しさがある」とし、「いつ訪れてもそこにコルキニカの変わらない世界があり、訪れる度に変わっていく発見がある場所にしていきたい」と意欲をみせる。
営業時間は12時~20時。