中目黒駅前に老舗中華そば店「春木屋」-東東京エリア初出店

「春木屋 めんめん」がオープン。店内には、背もたれつきのいすなど「新しい試み」も取り入れた

「春木屋 めんめん」がオープン。店内には、背もたれつきのいすなど「新しい試み」も取り入れた

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 中目黒駅前の高層タワーマンション「中目黒アトラスタワー」(目黒区上目黒1)アネックス1階に昨年12月16日、中華そば店「春木屋 めんめん」(TEL 03-6452-4668)がオープンした。経営は凧舞(同)。

主力メニューの中華そば

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 1949(昭和24)年に荻窪で創業した中華そば店「春木屋」は、煮干しだしのしょうゆ味スープや自家製手もみ縮れ麺が特徴。都内では荻窪本店、吉祥寺店と西東京地区に出店してきたが、昨年創業60周年を迎えたのを機に「ステップ・スキルアップしていこう」と東地区への出店を決意。「横浜店と荻窪本店の中間とも言える立地」を理由に中目黒への出店を決めた。

 5店舗目となる同店の店名「めんめん」は、「綿綿=長く続いて絶えない様」「面面=お客さま、スタッフともに一人ひとりを大切にしていきたい」「麺麺=中華そばの麺」という意味を込めて命名したという。

 店舗面積は12.6坪で、席数は18席を用意。内外装ともに「誰もが入りやすい店」をコンセプトに、茶色や白を基調に仕上げ、「優しい雰囲気」を演出。店内は「作り手の顔が見えるよう」オープンキッチンにしたほか、背もたれのあるいすの使用、レジの導入など「新しい試み」も取り入れた。

 メニューは、「中華そば」(750円)や「塩中華そば」(800円)、「つけ麺」(850円)などのほか、「昔中華そば」(750円)や「特選中華そば」(950円)などの本店では提供していないメニューも用意。「煮玉子(半玉)」「揚なると」「焼きもやし」「青ねぎ」など11種類のトッピング(2品で100円)は同店のみで扱う。客単価は、昼・夜ともに900円を超えるという。

 オープンから約1カ月。店主の手塚英幸さんは「近所にお住まいのご家族や、近隣企業のOL、サラリーマンを中心に、高校生から70代の方まで幅広い年代の方に来店いただいている」と話す。「『荻窪に住んでいたころに良く行ってたよ』と改めて春木屋を思い出していただくことも」とも。

 営業時間は10時30分~15時、17時~21時。

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