2月11日で開業4周年を迎える表参道ヒルズ（渋谷区神宮前4、TEL 03-3497-0310）で同日、米ブランド4店舗が「日本初」の直営店としてオープンする。

　本館地下1階には3店舗がオープン。米女優のジェニファー・ロペスさんやルーシー・リューさんらが愛用していることでも知られるファッション・ジュエリーブランド「MIZUKI（みずき）」はNY在住のデザイナー・長澤瑞さんが1996年に立ち上げたブランド。アイテムは、「キャビア」「SOHO（ソーホー）」「クチュール」の3ラインで展開している。店舗面積は約41平方メートル。

　2001年にLAで誕生した「Miss Me（ミスミー）」の日本初となるオンリーショップは、クチュール、スイート、アンプラグド、ジーンズの全ラインを展開するフラッグシップ。店舗面積は約98平方メートル。

　1978年にNYのデザイナー、ベッツィ・ジョンソンさんが立ち上げたファッションブランド「BESTY JOHONSON（ベッツィ ジョンソン）」も新たにオープン。ショッキングピンクやゴールドなどの「派手なカラーリング」「遊び心のあるディティール」などが特徴。店舗面積は約41平方メートル。

　米ファッションデザイナーのクリスチャン・オードジェーさんが2004年、米入れ墨彫り師ドン・エド・ハーディーさんのデザインのライセンスを取得し立ち上げた「Ed Hardy（エド・ハーディー）」。「Ed Hardy KIDS（エド・ハーディー・キッズ）」は同ブランドのキッズラインで、国内で展開する直営店の中では表参道ヒルズ店のみの扱いとなる。出店場所は本館地下2階「キッズの森」で、店舗面積は約48平方メートル。取扱アイテムは2～6歳の子ども服や小物類。エド・ハーディー・ジャパン（目黒区）が経営する。

　LA発人気衣料チェーン「FOREVER21」や人気セレクトショップ「Kitson」、米老舗カジュアルブランドの新コンセプト店「McGREGOR Budge Dragon」など、米ブランドの出店が相次いでいる原宿・表参道エリア。広報担当の北川弘美さんは「アメリカンテイストのファッショントレンドを受け、常に最新のファッション・文化を発信していく表参道ヒルズとして、日本1号店ブランドを集積することで、より高感度なファッションを発信する文化商業施設に進化させたい」と話す。

　各店とも、30～40代の「ファッション感度の高い大人、ニューファミリー層」をターゲットに据える。営業時間は11時～21時（日曜は20時まで）。