裏原宿で12月23日~25日、遊歩道にキャンドルをともすクリスマスイベント「裏原宿クリスマスキャンドル2009」が開催される。主催は原宿神宮前商店会。
今回が初の試みとなる同イベント。接続する表参道で11年ぶりにイルミネーションが復活したことに合わせ、「夕方以降は、例年よりも多くなっている」という来街者に向けて裏原エリアをアピールする。
「X-girl store」(渋谷区神宮前6)から「ラルフ ローレン表参道」(神宮前4)間の遊歩道約80メートルを会場に、キャンドルが入った灯籠(とうろう)スタイルのクリアスタンド11基を設置。街路灯にはオレンジとグリーンのLEDによるイルミネーションを配しながら、「近隣を歩く来街者にキャンドルを配り、願い事をしながら火をともしてもらう。キャンドルはスタンドの間を縫うように路面に並べ『光の道』をつくりだす」(原宿神宮前商店会理事の高橋嘉一さん)。期間中に用意するキャンドルは500~600個で、4時間の連続点灯が可能だという。
イベントへ向けて八木原商店会長は「アパレル業界は景気が悪くて大変だという声を聞く。今回のイベントの開催が街・ショップの活性化につながれば」と話す。「裏原宿は個性的なショップが立ち並ぶエリア。来年以降もファッションの上級者へ向けて、おしゃれなイベントを展開していきたい」とも。
開催時間は17時~21時。街路灯イルミネーションは1月16日まで。