原宿でロック・スター写真展-「ギブソン」を手にするジミヘンなど一堂に

ギブソンの変形エレキ「フライングV」を手に演奏するジミー・ヘンドリックス ©Baron Wolman/fotobaron.com

ギブソンの変形エレキ「フライングV」を手に演奏するジミー・ヘンドリックス ©Baron Wolman/fotobaron.com

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 歴代のロック・スターをとらえた写真展「Gibson Through The Lens」が現在、ポール・スミス スペース ギャラリー(渋谷区神宮前5、TEL 03-5766-1788)で開催されている。主催はギブソン・ジャパン(中央区)。

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 ギブソンは米テネシーに拠点を置く大手楽器メーカー。創設者のオーヴィル・ヘンリー・ギブソンがマンドリン製作を始めたことをきっかけに、1902年に販売店として設立。主にフォークギター、エレキギターを製造しており、ハードロックギタリストに人気のある「レス・ポールモデル」「SG」や、奇抜なデザインが特徴の「エクスプローラー」「フライングV」などのシリーズで知られる。ギブソンの対抗馬とされたエピフォンは1957年、ギブソン社が買収した。

 ギブソンやエピフォンのギターを手に演奏する姿を中心に、ジミー・ヘンドリックス、ジミー・ペイジ、レッド・ツェッペリン、キース・リチャーズなどの歴代の「ロック・レジェンド」をとらえた写真を展示する同展。撮影は、70年代からパンクやニュー・ウエーブ系のミュージシャンを撮り続けて多くの名アルバムジャケットを残しているミック・ロックさん、1960年代から70年代にかけてロックスターたちの人間性をうかがわせる写真に定評のあるジム・マーシャルさん、40年間の活動の中で幅広いロックスターを撮り上げてきたボブ・グルーエンさんなど。

 会場では計70点の写真を前後期の2部構成で紹介。これまで、会場には20~50代の男性が中心に足を運んでおり、「ジミヘンの写真が印象的との声が多い」(同展宣伝担当者)という。

 展示時間は11時~20時(29日は18時まで)。入場無料。前期=12月17日まで、後期=今月18日~29日。

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