メジャーボールベースボール(以下MLB)をテーマとした世界初のオフィシャルレストラン施設「MLB cafe TOKYO」(渋谷区恵比寿4、TEL 03-3448-8900)で12月3日、MLBのワールドシリーズ・トロフィー「ザ・コミッショナーズ・トロフィー」の展示が始まった。
MLBのワールドシリーズで優勝したチームに贈られる同トロフィー。高さ約60センチ(台座部分を除く)、直径約28センチ、重さ約9キログラム。台座を囲う形で「MLBの30球団を象徴する」30本の旗を並べ、台座中央の球体部には24金のメッキで「ボールの縫い目をモチーフにした刻印」と「地球の経度を表すライン」が入っている。デザインは米ティファニー&コーが手がけ、毎年「3カ月以上」かけて職人が手作業で制作するという。
国内で展示するのは同施設のみ。今回展示するのは、「米MLB公的記録用として作られた」トロフィーで、「優勝チームに一度贈与しているので指紋も付いている」と同施設を運営するサンライズジャパン(南平台町)担当者。「日本人メジャーリーガーの活躍がめざましいシーズンだった」ことなどから、同トロフィーの展示を米MLBに依頼していたという。
期間中、飲食利用や物販商品の購入客には、米キャップブランド「New Era」製の「ニューヨークヤンキースキャップ」や米スポーツ衣料品メーカー「Majestic Athletic」製の「ニューヨークヤンキースジャージー」、ミズノ製の「松井秀喜選手モデルバット」を使い「記念撮影」を行うサービスも行う。
同施設利用客はいつでも閲覧可能だが、同館2階レストランを中心に1階カフェなど、施設内で時間帯によって展示場所を変更する。
営業時間は11時~24時。展示は今月13日まで。