渋谷・道玄坂に11月10日、韓国料理店「とんじろう」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3770-3577)がオープンする。イタリアンレストラン「マンテンパパキッチン」(世田谷区)を出店した藤山龍也さんがオーナーシェフを務める。
2006年に藤山さんがエゴマ豚を知り、「エゴマ豚のおいしさを最大限に生かせる調理法」を考案した結果、韓国料理のサムギョプサルに行きつき、「日本の優れた素材と伝統的な韓国料理とを融合させ、新しい分野を開拓したい」と出店を決意した。
店舗面積は12坪で、席数は25席を用意。店内には韓国から輸入した「ドラム缶テーブル」や黄色のベンチシートを配置し、「赤と黄色のコントラストでかわいくポップなイメージ」に仕上げた。
宮城県産のエゴマ豚を使用する同店。メニューは、焼きキムチやにんにく、ネギのからし和えの小鉢3品が付いた「サムギョプサル」(1,200円)をはじめ、「ホルモンネギ塩焼き」(980円)、蒸した豚肉を白菜で巻いて食べる「蒸し豚のポッサム」(1,500円)など約40種類。メーンターゲットは20~40代のOLやサラリーマンで、客単価は3,000円を見込む。
「エゴマ豚のうま味を知っていただき、口コミなどで広がっていけば」とオ・ミンヨン店長。「本格的な韓国料理の味と韓国独特のドラム缶テーブルで召し上がっていただく、雰囲気のある店づくりを目指す」とも。
営業時間は17時~翌2時。