サンエー・インターナショナル(東京本社=渋谷区渋谷1)は10月16日、アパレルブランド「kate spade new york(ケイト・スペード ニューヨーク)青山店」(港区南青山5、TEL 03-5468-8161)を増床リニューアルオープンした。
2004年3月、ブランドの旗艦店としてオープンした同店。同所のビル建て直しのため昨年8月に一時閉店。年末までには、同社(51%)とKate Spade LLC(49%)による合弁会社「ケイト・スペード ジャパン」が設立されることも踏まえ、ブランド強化を目指して店舗を一新した。
店舗面積は62坪。これまで、白の壁面にシックな什器を使用していたが、「アートにあふれた邸宅」を新コンセプトに内装を施した同店。ブルーやバラ柄の壁紙、ダイニングテーブルの上に商品をディスプレーするなど「マンハッタンの邸宅」のような店内に仕上げたという。エントランスは「アーティストの表現の場」とし、定期的に装いを変える予定で、現在は米テキサス州在住のレベッカ・ウォードさんがピンクや黄色のテープを使い仕上げた内装になっている。
店内では、リニューアルしたモノグラムシリーズのバッグ「コーネリアストリートノエル エリザベス」(3万9,900円)や表と中で色の違うバイカラ―シリーズの長財布「ジェーンストリート ネダ」(3万1,500円)などのほか、同店限定カラーとして「ビッグアップルトート ボンショッパー」(2万2,050円)のピンクなども販売する。ほかにも、ステーショナリーグッズやシューズ類、ジュエリー、ベイビーグッズなども取りそろえる。
同ブランド広報担当の穐山茉由さんは「リニューアルしてから『ディスプレーが見ていて楽しい』など内装に関する反応はとても多い」と話す。「青山店限定バッグや今年の秋冬よりデビューのアパレルラインが人気。土地柄のせいもありファッション感度の高いお客さまの来店が多く、主な客層は20代後半~30代の女性」だという。
営業時間は11時~20時。