代官山ヒルサイドテラス(渋谷区猿楽町、TEL 03-5489-3705)で10月10日・11日、恒例イベント「代官山フェスティバル2009 猿楽祭(さるがくまつり)」が開催される。
同祭は、猿楽神社の秋の例大祭の連動企画として2002年にスタートし、2005年から「代官山フェスティバル 猿楽祭」へと名称変更。会場となるヒルサイドテラスを中心に、旧山手通り周辺にある大使館や教育機関、ショップ、オフィス、クリエーターなど40団体以上が参加する恒例の地域イベント。今年のテーマは「子どもと食と世界の笑顔」。全12棟から成るヒルサイドテラス全館を会場に、青空市やコンサート、子どもたちへ向けた体験ワークショップなどを同時開催する。
F棟前ヒルサイドスクエアでは、物販ブースが並ぶ青空市「広場の市」を開設。デンマーク大使館やエジプト大使館などが国籍料理を提供するキッチンカーを配するほか、「新潟越後妻有」の新鮮野菜や「山形県朝日町」の果物などを販売する。
ヒルサイドプラザホールでは、近隣の子どもたちが演劇「わたしの近く、091010」を上演。親子を対象にしたワークショップでは、ウエディングドレス専門店「マリアラブレース」(F棟1階)でのキッズドレス撮影会、陶芸教室「陶房テラ」(C棟)での青空ロクロ体験など、各店の特性を生かした企画を用意する。ヒルサイドフォーラムでは、東北芸術工科大学の主催による段ボール迷路「おもちゃだんじょんII」も展開する。
そのほかフード企画では、「食べる青汁」「豆乳マヨネーズ」などの健康メニューを紹介する料理教室や、ヒルサイドカフェやヒルサイドバンケットでも限定メニューも用意して集客を見込む。
「街のために何かできればとの思いからスタートした」とヒルサイドテラスの菊池さん。「お祭りをきっかけに、普段ヒルサイドテラスに来ない人も食べたり歩いたりしながら秋の1日を楽んでもらえれば」と期待を寄せる。
開催時間は11時~19時。