渋谷・パルコで森林チャリティー写真展「TOUCH WOOD」-間伐材で額縁

「TOUCH WOOD」へ出品中の写真家MOTOKOさんの作品 ©MOTOKO

「TOUCH WOOD」へ出品中の写真家MOTOKOさんの作品 ©MOTOKO

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 渋谷「パルコファクトリー」(渋谷パルコパート1・6階、TEL 03-3477-5873)で9月4日、「森」をテーマにした写真展「TOUCH WOOD」が始まった。音楽家の坂本龍一さんが発起人となり国内外の森の再生を目指すプロジェクト「more trees(もっと木を)」のチャリティー企画。

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 「森」がテーマの写真を並べながらmore treesの活動を紹介する同展では、無印良品計画のCF・グラフィックシリーズなどを手掛け、ニューヨークADC賞金賞など多数の受賞歴を持つ上田義彦さんや、2002年に木村伊兵衛賞を獲得し国内外で個展を開催する松江泰治さん、フォトジャーナリストの森住卓さんなど、幅広い分野の写真家13人が協力し、それぞれの解釈によって撮り上げた森の写真を出品。

 作品は、森林整備による「間伐材」を使用したフレームに収めて展示販売し、作品の売り上げと入場料の一部を同プロジェクトの活動費に充てる。同展開催について、坂本さんは「森をテーマにした作品を通じて自然の恩恵を感じつつ、世界中の森を健康に保つために皆さんで一緒に努力しましょう」とコメントを寄せている。

 会場では、プロジェクト賛同人をゲストに関連イベントを開催。9月13日(15時~16時)には出品作家でもある写真家のM.HASUIさんとMOTOKOさん、17日(18時30分~20時30分)には音楽家の「Shing02」とライターの神無月好子さん、19日(17時~18時30分)には森林ジャーナリストの田中淳夫さんが登壇してのトークイベントを予定。18日(18時~20時30分)にはジャズアーティストのHidetake Takayamaさん、KUJUNさんによるチャリティー音楽パーティーも開く。

 2007年7月に立ち上げられた同プロジェクトは、国内外の森林整備、森林に由来するカーボンオフセットサービスの提供などを行っている。7月現在、参議院議員の川田龍平さん、プロダクトデザイナーの深澤直人さん、パルコ執行役(店舗運営局長兼地方店舗グループ長)の柴田広次さんなど146人が賛同人として名を連ねる。

 営業時間は10時~21時(9月6日は17時まで、18日はイベント準備のため17時~18時に一時閉場、最終日は18時まで)。入場料は500円(小学生以下無料)。今月23日まで。

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