ルミネ（渋谷区代々木2）は8月26日、初のメンズ館「LUMINE MAN SHIBUYA（ルミネマン渋谷）」（神南1、TEL 03-5784-9610）を渋谷「タワーレコード渋谷店」隣にオープンした。店頭で行われたセレモニーに続き、11時ちょうどにドアオープン。待ちかねた客らが店内に流れ込んだ。

「ルミネマン渋谷」外観（関連画像）

　地上4階建ての施設1階～3階部分約970平方メートルに、10代後半～20代前半の男性に向けてアパレルや靴・時計などを扱う16店舗が出店。シーンや用途に合わせて洋服や服飾雑貨を選べる「ワードローブ」をストアコンセプトに、個性的なショップを集積する。

　1階には、渋谷に本店「arenot（アーノット）」を構えるセレクト雑貨店「RIMLETH（リムレス） by arenot」が出店。和田英朗店長は「クルマや黒電話、スペースシャトルなどをモチーフにした低単価のインテリア雑貨を新たに配した」と話し、「これまでとは違った人の流れを作りたい」と意気込む。

　電飾看板が印象的なメンズアンダーウエア専門店「under KING（アンダーキング）」は2階に出店。20ブランドのアンダーウエアをセレクトする同店は、ビニールに包まれた商品をレコードジャケットの様にザッピング感覚でディスプレーするスタイルが特徴。「実はお客さんの半分は女性」と話すのは、同店を手掛けるクロスマニアの田上雅久社長。「女性向けのボクサーパンツも並べているので、カップルで『見えない』ペアルックを楽しんでほしい」とも。

　アンダーキング隣には、アパレルとサブカルチャーの融合をテーマにするセレクトショップ「Revelations（レベレーションズ）」が位置する。9月15日までは店内中央に「マジンガーZ」の人物サイズフィギュアを配し、漫画家永井豪さんとのコラボ企画を展開中。永井さんが描いたヒーロー「デビルマン」「マジンガーZ」「ゲッターロボ」などをモチーフに国内アーティストがデザインしたコラボTシャツ（6,090円）などを販売する。同店スタッフの川野辺隆さんは「今後もガンダムなど国内アニメのヒーローを取り上げて、どんどん新しいことにチャレンジしたい」と意欲をみせる。

　そのほか、自社工場を持つバッグブランド「マスターピース」が展開するコラボ製品をすべて集積した「MSPC PRODUCT（エムエスピーシープロダクト）」（2階）や、アーバンリサーチによる「ストリート」がテーマのコンセプトショップ「URBAN RESERCH iD」（2階）、「第6感のインスピレーション」によるセレクトメガネショップ「EROTICA（エロチカ）」（3階）など、個性派ショップが一堂に集まる。

　営業時間は、ショップ＝11時～21時、1階カフェ＝11時～24時（金曜・土曜は～翌3時）。1月1日休館（予定）。