渋谷・神山町に7月20日、ジャパニーズイタリアンダイニング「和菜伊食OH!NO!BUONO!(オーノブオーノ)」(渋谷区神山町、TEL 03-6416-8987)がオープンした。琉球チャイニーズダイニング「TAMA」(渋谷2)などのシェフを務めた大野裕典さんが経営する。
大野さんは高校卒業後から日本料理を1年半勉強した後、調理師免許を取得。その後イタリア料理の店に就職し、パーティー・レストラン「トラットリア パサル」の料理長に就任した。2007年から琉球チャイニーズダイニング「TAMA」(渋谷2)のシェフを務めた後、同店オープンにこぎ着けた。
大野さんは「今までの自分の経験から、イタリア料理と日本料理の共通点をうまく融合させて、お客さまに楽しんでいただけるような店を作りたかった」と話す。店舗面積は約15坪。「お客さまとの距離感を大事にしたのと、女性1人でも気軽に立ち寄れるように」(大野さん)と、作業台と1枚板でつながったカウンター席を中心に約30席を用意する。
メニューは、バーニャカウダ(1,000円)や揚げピザ(1,200円)、北海道産牛テールの煮込み(2,000円)、自家製ドライトマトとチーズのみそ漬け(750円)など約40種類を用意。ワイン(600円~)、焼酎(550円)、カクテル(600円)などのアルコール類も用意する。客単価は4,500円。
大野さんは「渋谷育ちということもあり土地勘があったことと、今までのお客さまの交通利便性を考慮し同場所にオープンした」と話す。「来店客の8~9割が既存のお客さま。新規のお客さまも近隣の方を中心に増えている」とも。
営業時間は18時~24時。水曜定休。