9月12日に公開を予定する映画「プール」のセレクトショップ「プールショップ」(渋谷区上原1、TEL 03-6804-7445)が8月15日、代々木上原にオープンする。
ショップで販売される白山陶器の豆皿三枚セット(1,800円)
主人公・京子(小林聡美さん)は娘のさよ(伽奈さん)を置いてタイ・チェンマンでの暮らしを選んだ。そんな京子の元をさよが訪れ、京子と暮らす市尾(加瀬亮さん)、菊子(もたいまさこさん)、ビー(シッティチャイ・コンピラくん)と出会い、触れあうことでさよの気持ちが変わっていく。同作品は、タイ・チェンマンを舞台に、小さなプールの周りに集まる5人の6日間を描いた物語。
宣伝プロデューサーの細川朋子さんは「ショップでの宣伝は、映画『プール』公開記念に今までやったことのないことを検討していた中で出てきたアイデア。やり尽くされた感のある映画の宣伝の中で、こちらから能動的に発信していける一つの宣伝方法として、新しい情報を発信するとともに劇場への導線づくりもできれば」と話す。
店舗面積は約30平方メートル。内装は、同作品の美術を手がけた富田麻友美さんが担当した。映画のポスタービジュアルとなった原画や映画の写真を展示するほか、モニターで映画の予告編を上映。今月21日に発売する同作品のオリジナルサウンドアルバムをBGMとして流す予定。
ショップでは、クリアファイル(500円)やイラストトレー(3,200円)、白山陶器の豆皿三枚セット(1,800円)、マグボトル(2,800円)、オリジナルTシャツ(3種類各3,500円)などのオリジナル商品のほか、桜沢エリカさん著の「プール」原作本(幻冬舎、1,000円)、オリジナルサウンドアルバム(2,500円)などの関連商品もそろえる。オリジナル商品のデザインは、同作品のデザインを担当した大島依提亜さんが手がけた。
細川さんは「映画の宣伝として、まさか店を開店するなど予想もしなかったが、良い形でお客さまと劇場とが連鎖していけば。この映画に興味を持っていただく一つのきっかけとして、店舗に足を運んでいただけたら」と話す。
営業時間は12時~19時。火曜定休。出店は9月30日までを予定。