アメリカンレストラン・バー「Hummingbird’shill(ハミングバーズヒル)」(渋谷区恵比寿南1、TEL 03-6412-8989)が7月13日、恵比寿にオープンした。
ユナイテッドアローズ創立メンバーである水野谷弘一さんが、2007年に資産運用のため起業したル コタージュ(横浜市青葉区)が運営を手がける。「心地よい時間を過ごしていただくためには、飲食店が適している」と考え、同社初の事業として同店を開いたという。
店舗面積はテラス席を含み46.5坪。席数は68席(うちテラス席20席)。「サンフランシスコに存在するようなモダンアメリカンカントリースタイルを意識した」(マネジャーの末松健一郎さん)店内は、無垢(むく)板とけい藻土を使った壁面や高い天井が特徴。
店内の装飾品も「アメリカのルーツ」をテーマにこだわった。NAVAJO(ナバホ=アメリカンインディアン部族の一つ)のルーツが使っていたビンテージシルバースプーンやコンチョ(飾りボタン)、ブレスのほか、ナバホが手がけた砂絵、チマヨ(米ニューメキシコ州の織物で有名な街)で特注したラグ、インディアン居住区「ACOMA」の壺などをディスプレーする。
主なメニューは、チャコールグリル(炭火焼き)で提供する、自家製ベーコンとチェダーチーズのハンバーガー「ベーコンエッグバーバー」(1,250円)、USビーフリブアイステーキ「リブアイステーキ」(8オンス=2,600円、12オンス=3,500円、16オンス=4,400円)など。メキシコの食文化の影響を受けたテクス・メクス料理やアメリカルイジアナなどの南部料理、ケイジャン料理もそろえる。そのほか、コーヒーとスパイスの香りがする「メキシカンチョコレートファッジケーキ」(550円)など6種類のホームメードケーキなど。客単価は3,000円。
末松さんは「近隣住民の方など20~60代の幅広い年代の方が、1日80~100人くらい来店してくださる」と話し、「今後も地域の方々や友人、知人に愛される店を目指す」と意欲をみせる。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時30分、ディナー=18時~13時30分。日曜定休。