ルミネ(渋谷区代々木2)が渋谷にオープンする初のメンズ館「LUMINE MAN SHIBUYA(ルミネマン渋谷)」(神南1、TEL 03-5784-9610)の詳細が明らかになった。
出店場所は「タワーレコード渋谷店」隣の旧JR変電所跡地。敷地面積は706.16平方メートル。ビルは地上4階建てで、1階~3階部分に16店舗が出店する。店舗面積は約970平方メートル。外観はネイビーを基調とし、ガラス窓を広く取り開放感を打ち出す。屋上緑化も行い、環境負荷の低減にも取り組む。
大型ターミナル駅を中心に、主に女性向けファッションを展開してきた商業施設「ルミネ」初のメンズ館は、「メンズ館としての分かりやすさ」を表現するため「ルミネマン」と命名した。「個々人への提案」を重視することから、「MEN」でなく「MAN」にこだわったという。
ストアコンセプトは「ワードローブ」。「クリエーション」「トラッド」「カジュアル」「モード」「エッジー」など、シーンや用途に合わせて洋服や服飾雑貨を選べるワードローブを目指し、各テーマに沿ったショップを配置する。
MD(マーチャンダイジング)コンセプトは「渋カジ復活」。ターゲットを10代後半~20代前半の男性に絞り込み、「そのスタイル・価値観・感性に合ったショップ」を集積。1980年代後半から1990年代にかけて渋谷から火が付いたスタイルを「現代風に編集・アレンジし」、ライフスタイル全般を提案する。
1階路面には、オペレーションファクトリー(大阪市西区)の新業態となるエスニックカフェ「Cafe manduka(カフェ・マンドゥーカ)」が出店。スパイスやハーブを取り入れたフードや、オーガニックコーヒーなどを提供。店内は、アートと音楽を融合させた空間にするという。そのほか、メンズウオッチ「TORQUE(トルク)」、インテリア雑貨「RIMLETH by arenot(リムレス バイ アーノット)」、シルバーアクセサリー「PMR(ピーエムアール)」が出店する。
2階は、アーバンリサーチ(大阪市西区)がメンズファッション「URBAN-RESARCH iD(アーバンリサーチ・アイディー)」を新業態としてオープンするほか、メンズシューズブランド「Whoop’-de-doo’(フープディドウ)」やアンダーウエアを扱う「UNDER KING」、セレクトショップ「UNiFAM(ユニファム)」「Revelations(レベレーションズ)」、バッグ「MSPC PRODUCT(エムエスピーシー プロダクト)」の6店舗が出店。
3階には、「LE PLAT LUI’S(ルプラ・ルイス)」「CASPER JOHN(キャスパージョン)」「STUDIOUS(ステュディオス)」「bexist(ベグジット)」のメンズファッションブランド4店舗のほか、アイウエアのセレクトショップ「EROTICA(エロチカ)」、スニーカー・ブーツのセレクトショップ「CHAPTER(チャプター)」の6店舗が出店する。
年間売上高は約15億円を見込む。営業時間は11時~21時。1階「カフェ・マンドゥーカ」は24時まで(金曜・土曜は翌3時まで)。オープンは8月26日を予定。