JR渋谷駅新南口改札正面に7月24日、本格サイホンコーヒーと自家製ワッフル、手作りサンドイッチのカフェ「渋谷珈琲研究所」(渋谷区渋谷3、TEL 03-6415-6414)がオープンする。運営はジェイアール東日本フードビジネス(北区)。
珈琲研究所は、「現代版昔の喫茶店」をコンセプトに同社が開発したブランドで、2005年1月にJR西船橋駅構内に1号店となる「西船珈琲研究所」(千葉県船橋市)を開業した。渋谷店はこれに続く2号店。店舗面積は167.3平方メートルで、席数は75席(うち禁煙席は35席)。「欧米のホテルのロビーをイメージした」店内のいすは、ひじ掛けいすやソファなど異なるタイプを配置するという。
同社販促宣伝部の西田直紀さんは「渋谷駅新南口側はホテルメッツ渋谷に隣接し、中小のIT系企業が多い立地。ビジネスの打ち合わせや商談などで『喫茶店』としての需要が高いと判断した」と話す。
サイホンコーヒーは、「バランス系」「果実系」「ビター系」「重厚系」(以上500円)、「炭火系」「香り系」(以上550円)を用意するほか、希少なコーヒー豆を使った「プレミアム珈琲」(650円~)をフレンチプレスまたはサイホンで提供する。軽食では、「メープル&バターのワッフル」(450円)や「季節のワッフル」(650円)などの自家製ワッフル5種類やサンドイッチなどを提供。7時~11時の間は「モーニングセット」(500円~700円)も用意する。客単価は600~700円。
「高感度の街、渋谷で当店のコンセプトである『現代版昔の喫茶店』が、年配の方には懐かしく、若い方には新しく感じていただけるのでは」(西田さん)と期待を寄せる。
営業時間は7時~21時30分(土曜・日曜・祝日は20時30分まで)。