渋谷・神宮前交差点そばに7月11日、カレー専門店「カレーの龍 表参道店」(渋谷区神宮前4、EL 03-6438-9538)がオープンする。福岡県内で7店舗を展開している「カレーの龍」の東京出店は初めて。
同店は、1963(昭和38)年に広瀬利通さんが北九州・小倉で創業。広瀬さんが体調を崩し入院したことをきっかけに、「カレーの龍の味にほれ込んだ」金丸直樹さんが「カレーの龍の味を全国の方々に食べてもらいたい」と各地への出店を提案。昨年、RYU’S FACTORY(福岡県北九州市)を立ち上げ多店舗化を図っている。
今回、九州筑豊ラーメン「ばさらか」が店を構えていたビルの2階に出店。白と黒を基調とした内装で、約10坪の店内はカウンターのみの14席。
メニューは、カレー(男性=800円、女性=700円)のみ。「お代わり」として、200円でご飯とカレールウを提供する。カレーの製法は、「豚骨と鶏ガラで15時間以上かけスープを採り独自のカレーペーストと合わせ、寝かせる時間も入れ完成までに3日間はかかる」(金丸さん)という。
表参道店店主の新本章二さんは「表参道で通用するか分からないが、コテコテのカレーを地元の人に多く食べてもらいたい。そして口コミで広がってくれれば」と期待を寄せる。「3カ月以内にもう1店舗、東京都内に出店できれば」とも。
営業時間は11時~23時。