福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(港区南青山5、TEL 03-5778-0291)で6月23日より、鯖江市の地酒、スイーツなどを紹介する複合イベントが開催される。
鯖江市は、福井県・嶺北地方の中央部に位置し、眼鏡や漆器などの伝統工芸品などで知られる。人口当たりの菓子店の数が日本一に上り、新たな「スイーツ激戦区」としても注目が集まる。
フェアは、同館恒例のセールイベントの関連企画。23日~26日の期間中、地酒、スイーツなどの特産品を販売する。「目玉」は、人気の地酒「梵」の中から、政府専用機初の正式機内酒、ファーストクラス用ドリンクに採用され、入手が難しい「日本の翼」の試飲・販売イベント。
スイーツは、「ヨーロッパンキムラヤ」の人気商品で、ブリオッシュの生地でつぶあんの大福もちをまるごと包んだ「大福あんぱん」を「特別バージョン」(ミニサイズ100円、各日100個限定)で提供するほか、「サバエ・シティホテル」藤井正和総料理長による「とみつ金時プリン」(400円)などのホテルメードスイーツ、米粉を使った「米粉シュー」などを販売。同館初登場のスイーツも取りそろえ、「スイーツの街」をPRする。
併せて、鯖江市商工会議所50周年記念事業の一環で行う「鯖江フェスティバル」では、記念モデルや東京ガールズコレクションでも発表されたファッショングラスを展示する「めがね産地フェア」(23日・24日)を開催。後半(25日・26日)は、漆器や繊維などのプロダクトを紹介するほか、パティシエ集団「ボーノ夢華房」が同フェス向けに開発した「お米スイーツ」の実演・試食も行う。開催時間は11時~19時(24日と26日は16時まで)。
27日~30日は、同館の「旬」な名産品をセール価格で販売する「291サンクスバザール」を開催。主な商品ラインアップは、ミディトマト「越のルビー」や若狭カレイをはじめ、サバ、ハタハタの一夜干しなどの夏の味覚や、へしこ、焼きサバずしなど。
同館は福井県のアンテナショップとして2001年にオープン。福井産食品や地酒、伝統工芸品などを展示・販売し、昨年4月には1階展示・販売フロアを全面改装している。
営業時間は11時~19時。