ユナイテッドアローズ(渋谷区神宮前2)は今秋、昨年から休止していた自社ECサイトの運営を再開する。
同社は2006年にECビジネス部門を新設し同年12月、初の自社通販サイトとして「LICLIS(リクリス)」をプレオープン。翌2007年4月に同サイトを正式スタートしたが、昨年2月に運営を終了していた。新サイトは、人気ECサイト「ZOZORESORT」を運営するスタートトゥデイ(千葉市、以下ST)子会社のSTコンサルティングが各種業務をサポートする。
STコンサルティングは、システム開発や物流、デザイン制作などサイト開発に関するサポートに加え、商品の入荷や撮影、採寸、保管、梱包、発送などの運営業務全般も支援。同社にオペレーションを依頼することで、ZOZOTOWN内で扱う各ブランドの在庫と自社サイトの在庫を一元管理し、双方の売り上げに応じて商品を供給するなど相互での販売機会ロスを最小限に抑える狙い。
サイトでは、旧サイトオープン時には取り扱いのなかったユナイテッドアローズ、ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ、グリーンレーベル リラクシングなどの主要業態を新たにラインアップするほか、昨年8月に始めた会員カード「UNITED ARROWS LTD. HOUSE CARD」と連動し、リアル店舗、EC店舗の各購入額ポイントを統合する。