関東地方を中心に一時は激しい雨となるなどぐずついた天気の続いた5月8日、夕方にかけて都内各所では雨上がりの空に大きな虹がアーチを架けた。
気象情報サイト「ウェザーニュース」などの投稿記事によると、虹が出現し始めたのは夕日に差しかかった17時過ぎごろ。上空を覆う分厚い雲が消え始めた各地の東の空には大きく色鮮やかな虹が姿を見せ、一部ではアーチが2本になる地域も。都心ではビルの合間から上空に向かって大きな虹の一端が顔をのぞかせ、携帯電話などで撮影する歩行者の姿も見られた。
高層ビルなども多く夕方以降も分厚い雲に覆われた恵比寿周辺では、ビルと雲の合間に18時過ぎから虹の一部が姿を見せ、人びとの目を楽しませた。気象庁などの発表によると、強い雨や雷を伴う雨雲は今夜中にも海上に抜け、週末にかけては都心部を中心に晴れ間が広がる模様。