「東京・原宿・カワイイ展」-多分野の作家80人の作品一堂に

期間中は約80人のアーティストが「カワイイ」をテーマにした作品を披露する(写真=ギャラリー外観)

期間中は約80人のアーティストが「カワイイ」をテーマにした作品を披露する(写真=ギャラリー外観)

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 「カワイイ」をテーマにした作品展示やパフォーマンスなどの複合イベント「東京・原宿・カワイイ展」が4月10日より、原宿「デザイン・フェスタ・ギャラリー」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3479-1433)で開催される。

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 イベントは、年齢・国籍・ジャンルを問わず出展作を一般公募することでアーティストの「実験の場」「次へのステップアップのきっかけ」になることを目指す同ギャラリーのシリーズ企画「DESIGN・FESTA・PLANET」の第8弾。2007年から始まった同シリーズではこれまで、「和の世界」「摩訶不思議ワールド」などさまざまな「旬」のテーマにスポットを当て、1週間の企画展を開催してきた。

 今回参加するのは、立体、音楽、ファッションなどの分野で活動する約80人のアーティスト。テレビやPVなどの映像制作活動の傍らでソフトビニールによる立体造形を開始し、オリジナルキャラクターを手掛けてきた「さんがっつ」さんは、かっぱの姿をしたオリジナルキャラクター「SUIKO」をモチーフに、写真、映像、絵画、フィギュアを展示する。

 これまで小学校音楽教科書の表紙(2001年)などを担当してきた立体アーティスト田村映二さんは、木箱の中に風景画と立体を置き「心に残るワンシーン」を再現した「ジオラマBOX」などを展示。イベントでは、主に写真などの「平面」で流通してきた作品の原型となる「立体」が展示される貴重な機会となっている。

 恵比寿にアトリエ兼ショップを構え、「キッチュ」で「ポップ」な洋服を制作している「PIROKO UNIVERS(ピロコユニバース)」さんは同10日~12日、アパレル作品の展示販売を行う。

 営業時間は11時~20時。入場無料。今月16日まで。

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