英ファッションブブランド「マーガレット・ハウエル」は3月4日、国内旗艦店の渋谷・神南店を「マーガレット・ハウエル 神南」(渋谷区神南1、TEL 03-5459-3723)としてリニューアルオープンした。
同ブランドは、ロンドン「ゴ-ルドスミス・カレッジ」を卒業後、60年代から70年代にかけてアクセサリーデザイン、メンズシャツデザインなどを発表し脚光を浴びた女性デザイナー、マーガレット・ハウエルさんのシグネチャーブランド。1995年にはロンドンコレクションに初参加。日本では1981年にアングローバル(渋谷2)とライセンス契約を結び、国内展開に乗り出した。
神南店は1999年に開業。ハウエルさんは「(約10年間で)取り扱う製品を増やし、ブランドイメージを意識的に現代化させた」とし、移転リニューアルしたロンドンの店舗での「取り組みや変化を反映」するため、神南店の改装に着手したという。
設計を手掛けたのは、英・著名建築家のウィリアム・ラッセルさん。白を基調にした壁面、ダークブラウンのオーク素材フローリングを採用した店内には、英オフィスメーカーのスチールパイプシェルフを置き、ギャラリー風の「モダンで落ち着いたショップデザイン」(同社)に仕上げた。店舗面積は約200平方メートル。
世界で唯一となるカフェ空間は、ショップ区画に通じる広い動線を残しながら、「よりプライバシーを持たせたデザイン」(同)にリニューアル。ロンドンの旗艦店のみでの取り扱いだった50~70年代のミッドセンチュリー家具やアンティークのテーブルウエア、プロダクトなどのアイテムも展開する。
ショップでは、マーガレット・ハウエルブランドのウィメンズ、メンズラインをはじめ、バスローブなどの部屋着や靴下などを扱う「HOUSEHOLD GOODS」、カジュアルライン「MHL」などのフルラインを取りそろえる。
営業時間は11時~20時。