エリック・クラプトンさん、原宿のビンテージTシャツ店に突如来店

クラプトンさん来店時の様子を2ショット写真付きで伝える三好さんのブログ。「奇跡」のエピソードを詳細に報告

クラプトンさん来店時の様子を2ショット写真付きで伝える三好さんのブログ。「奇跡」のエピソードを詳細に報告

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 原宿のビンテージTシャツ店「HELLO//TEXAS(ハローテキサス)」(渋谷区神宮前4、TEL 03-6804-1147)に2月18日、東京公演で来日中のギタリスト、エリック・クラプトンさんが来店した。事前告知もない「突然」の来店に、オーナーの三好智之さんは「あまりにもあり得ない『奇跡』」と歓喜、自身のブログなどで来店時の様子などを詳細に伝えている。

来店時に残したクラプトンさんの直筆サイン

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 三好さんによると、クラプトンさんが来店したのは開店直後の正午前。現在来日ツアーに同行中で、以前から店のホームページに興味を持ちクラプトンさんが訪れる前日に来店したというギタリスト、ドイル・ブラムホールさんから話を聞き、立ち寄ったという。

 昨年11月、裏原宿エリアの一角にオープンした同店は、約5坪の空間にオーナーの三好さんが選び抜いた60枚ほどのTシャツが並ぶ「ビンテージTシャツ」専門店。三好さんは、8年間音楽誌の編集者を務めた後に北米を旅する中で「T字型のキャンパス」に張り付くグラフィックから浮かび上がる、ビンテージTシャツ特有のカルチャーに魅せられ、出店を決意した。

 ビンテージTシャツの魅力は「70年代から80年代にかけて学校や地元企業のイベントなどのために作られた『商業的』ではない、狙っていない、かっこよさ」(三好さん)。これが「クラプトンやローリング・ストーンズが大きな影響を受けた戦前のブルースの魅力に共通する」と開業当初から公言していたこともあり、「まさか本人が来るとは、と腰を抜かした」(三好さん)という。

 店内を見て回ったクラプトンさんは、壁面に掛けてあったギターを手に取り「神業の手さばき」(三好さん)を披露する場面も。1970年代ロンドンでのライブ時に着ていたという「I'M WITH STUPID」と書かれた非売品のTシャツにも「懐かしいなぁ(笑)」と目を細め、快くサインに応じてくれたという。

 三好さんは「Tシャツを見て『まさにブルースだよ』と共感してくれたことが何よりうれしかった。店を開いたことの大きな自信、説得力につながった」と話している。

 営業時間は11時30分~19時30分。

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