福助(渋谷区神宮前6)は今春より、元読者モデルでタレントの益若つばさんとの共同企画レッグウエアブランドの展開に乗り出す。
益若さんは、10代で雑誌「ポップティーン」の読者モデルに起用され、表紙を飾るなど人気に。ファッションスタイルなどが若者の支持を集め、ブログで紹介した商品が売れる経済効果を生み出すことからメディアでも注目された。2007年、結婚・出産を機に一時引退し、昨年復帰。
新ブランドは「S-leg(エスレグ)」。ブランド名の「S」は、「Sweet」「Stylish」「Street」など益若さんをイメージさせる言葉の頭文字。益若さんと同年代の20代前半の女性をターゲットに、「手軽にファッションを楽しめる」(同社)レッグウエアを提案する。
商品は、ファッション性の高さや値ごろ感のある価格帯などにこだわった。アイテムは、足首部分にピンクのハートモチーフをあしらった黒地のオーバーニー(ひざ上丈)ソックス(609円)や、ラメのレタープリントをデザインしたタイツ(1,029円、いずれも2色展開)、各種レギンスなど。
3月上旬より、福助直営店、衣料品チェーン「しまむら」(約1,100店)をはじめ、SHIBUYA109(道玄坂2)最上階の情報発信拠点「SBY」などで販売を開始する。初年度売上目標は6億円。