ユナイテッドアローズ(渋谷区神宮前2)は12月26日、スポーツ衣料の企画、仕入れ、販売を行ってきた「サウンズ グッド」事業を撤退すると発表した。
サウンズ グッドは、スポーツウエアの機能性とファッション性を併せ持つ独自レーベルとして2007年春夏シーズンから展開を開始。フィットネスやランニング、ヨガなどのトレーニングウエアや、フィールドウエアなどのアウトドアウエアラインなど独自ラインをはじめ、日本未上陸だったデザイナーズブランドなども取り扱ってきた。
事業としては、昨年9月から積極的な他店舗化を図る「スモール・ビジネス・ユニット」に位置付け、新宿に1号店を開設。原宿・キャットストリート近くに同年10月、路面店(神宮前6)をオープンし、今年8月には渋谷・公園通りの旧「ユナイテッドアローズ渋谷公園通り店」(神南1)跡に3号店を出店していた。
経営環境の悪化に伴い、より成長が期待できる事業に経営資源を集中、収益性の向上を図ることが急務と判断し、早期黒字化の困難が予測される同事業の撤退を決めた。3店舗の売上高(来年3月期・第2四半期累計)は1億6,700万円だった。
店舗は来年3月から7月にかけて順次閉店する見通し。