渋谷・文化村通りに「T.G.I.フライデーズ」新業態、一口サイズ料理充実

バーテンダーがパフォーマンスを披露するバーカウンターの様子

バーテンダーがパフォーマンスを披露するバーカウンターの様子

  • 0

  •  

 渋谷・文化村通りに12月19日、米カジュアルレストランチェーン「T.G.I. フライデーズ」の新業態店「フライデーズ レッド」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5459-9855)がオープンした。

[広告]

 同店は、ワタミグループでT.G.I.フライデーズジャパン(大田区)が値ごろ感のある価格帯や日本人の食習慣に合わせたメニューを提供する店舗として新たに開発。赤を基調とした店舗は、広さ約40坪。「工場跡地」をテーマにニューヨークのバーの雰囲気を演出する。壁面に飾る赤い飛行機のプロペラは、世界のT.G.I.フライデーズの店舗にも用いられているという。

 バーカウンターは、バーテンダーがグラスやボトルを回すパフォーマンス「フレアー」を披露できるよう約6坪の広さを設けた。パフォーマンスは、フレアーの世界大会などにも出場する専属のバーテンダーが行う。

 メニューは、T.G.I.フライデーズで提供する料理をもとに、価格や量を抑えた約50種類を提供する。「おつまみ程度」(同社)の量に抑えた料理は、一口サイズのチーズを揚げた「マック&チーズバイツ」(680円)や「グリルド ベジタブル サラダ」(580円)など「ライト」「ヘルシー」(同社)なカジュアルフード。価格帯は1皿290円~780円と従来に比べ低価格に設定したのが特徴。

 アルコールは、ビール(580円~)やワイン(380円、グラス)などを含む400種類。同店オリジナルの焼酎を使った「黒糖ウメシュソーダ」(480円)などカクテルもそろえた。ターゲットは、22歳~40代のビジネスマンやOLが中心。客単価は3,000円。同社のリージョナルマネージャー兼リージョナルバーマネージャー久保田琢磨さんは「1号店の出店は客層を知るためにも渋谷などの繁華街でと考えた。成功させるためにも渋谷エリアへの出店は重要だった」と渋谷出店の理由と意気込みを語る。

 営業時間は17時~翌1時(土曜・日曜・祝日の前日は翌4時まで)。

 T.G.I.フライデーズは、1960年代にニューヨークに1号店を出店し、日本ではワタミグループと合弁会社を設立後、1999年8月に渋谷・神南エリアに日本1号店(神南1)を開業。国内ではこれまでに8店舗を展開する。フライデーズ レッド業態は今後多店舗化も視野に入れている。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース