ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1、TEL 03-3475-0411)開館30周年を記念したアートや音楽、コンテンポラリーダンスなどの複合イベント「HARAJUKU PERFORMANCE +(PLUS) SPECIAL」が12月20日~24日、同館6階ラフォーレミュージアム原宿で開催される。
森ビルグループでイベントやアート展などの企画・運営を手掛けるラップネット(港区)が企画・制作する「ジャンル横断型」のパフォーマンスライブ。初開催となった昨年は2日間で動員数1,000人以上を記録し、用意した300席は各パフォーマンスで全席ソールドアウトになるなど好評を得た。開場を訪れた外国人キュレーターに見出され、海外公演が決まったアーティストも。今年は開館30周年記念とも重なったことから、日程や出演アーティストを大幅に拡大し、シリーズ化に踏み切った。期間中、約20組のアーティストがステージに上がる。
初日(20日)は、「サウンド&ビジュアル」をテーマに、京都出身のミュージシャン、映像作家で、国内外で活躍する高木正勝さんや、2005年にライブ活動を開始しサウンドに合わせる「絶叫」MCで注目を集めるDE DE MOUSE(デデマウス)さんらが参加。
「ビート&エクスペリメント」をテーマに据える翌21日は、人気MC・Shing02さん、10代からDJを始め世界規模のDJバトルイベントでアジア人初のグランプリに輝いた経歴もあるdj KENTAROさんらがパフォーマンス。現代美術家でパフォーマーの宇治野宗輝さんは、ターンテーブルを中心に家電や工具などを使い音楽を奏でる「宇治野宗輝&the Rotators」として参加する。
23日、24日のテーマは「ボイス&フィジカル」。テレビ番組での振り付けなどでも活躍する人気コンテンポラリー・ダンスカンパニー「珍しいキノコ舞踊団」をはじめ、美術作家でサウンドパフォーマンスやインスタレーション作品も多く手掛ける伊東篤宏さんはダンスパフォーマンスグループ「BABY-Q」を主宰する東野祥子さんと組み参加。日本の舞踏界をけん引してきた世界的舞踏家の室伏鴻さん、インディーズシーンで人気の芸人、鳥肌実さんはそれぞれ、23日、24日のみの出演となる。
入場料は、前売り=3,500円、当日=4,000円。20日、21日はオールスタンディング。前売り券はチケットぴあ、e+(イープラス)で販売している。