恵比寿東口に「おでん」メーンの和食ダイニング-京都の食材ウリに

カウンター席の様子。天井にはウイスキーたるのディスプレーも

カウンター席の様子。天井にはウイスキーたるのディスプレーも

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 外食事業などを手掛けるアルスンダイニンググループ(渋谷区広尾5)は10月25日、恵比寿東口エリアに、京都で仕入れた食材を使ったおでんをメーンに提供する和食ダイニング「京都 まろまろ」(恵比寿1、TEL 03-3445-7794)をオープンした。

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 2003年設立の同社は、同年広尾に和食ダイニング「金のおでん 羽重本店」(広尾5)をオープンし、2005年に2店舗目となる同業態の「金のおでんダイニング羽重」(恵比寿西2)を開業。3店舗目となる同店は、これまでの2店舗で総料理長を務めた羽重憲一さんが総合プロデュースし、飲食街「恵比寿横丁」近くに出店した。

 店は、京都の「蔵」をイメージさせる外観に、実際に使われていたという蔵の一枚扉を入口に使用。店内はカウンターと個室、ダイニングに分かれ、カウンター席ではカラフルなリキュールなどを並べ、ライトアップした棚を天井に設置。外観とは対照的な雰囲気を演出する。店舗面積は約26坪で、席数は40席。

 主力メニューのおでんの具材は、「旬のだいこん」(630円)や「生ゆば」(525円)、「京和牛すじ」(525円)など京都で仕入れた食材を中心とする約20種類を提供。だしは、グジ(アマダイ)やウルメイワシなどを煮た「金の京おでん」、西京味噌を使った「白の京味噌おでん」、牛すじを煮込んでだしを取った「黒の京味噌おでん」の3種類を用意した。おでんに添える薬味は、トマトとユズコショウで作った「トマト胡椒」や岩のりを使ったシソ風味の「丹後しそ海苔」、フルーツで仕込んだ甘みそ「今月のフルーツ味噌」などオリジナル5種類を提供する。

 一品料理は、直径が約30センチある1日10食限定の湯とうふ(1,890円)や、丹波地鶏のくし焼き(315円~)、刺身の盛り合わせなど。イチゴ入りの桜もちを使ったアイスクリーム「いちご道明寺あいすくりーむ」(525円)など3種類のスイーツも用意するほか、おでんの盛り合わせや一品料理など7品をセットにしたコース(4,000円、2人前)も提供。

 アルコールは、ビール(740円~)や日本酒(1,050円~)、ワイン(900円~、グラス)などのほかウイスキー「山崎」を使ったオリジナルハイボールも用意。イチゴを使った「あまおう」(840円)や、ユズのさっぱりした味が特徴の「ゆず」(840円)など6種類のフルーツを使ったハイボールをそろえる。客単価は6,000~7,000円。30代後半~50代の男女をターゲットに据える。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~翌4時(日曜・祝日は17時~24時)。

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