フィギュアイラストレーター・デハラユキノリさんのフィギュア約500体を一堂に集めた個展「ケーキーズ」が9月30日、渋谷「ギャラリー・ルデコ」(渋谷区渋谷3、TEL 03-5485-5188)で始まった。
デハラさんは、オリジナルのフィギュアを制作する一方、イラストレーターとしても活動し、自身のフィギュアをモデルにしたポスターなどを多数手掛ける。これまでにナイキやタワーレコード、NECなどの企業広告も制作。その傍ら、年間約300体のフィギュアを制作し、4~6回の個展を開く。「初めはイラストがメーンの活動だったが、何気なく粘土で作品を制作したところフィギュアに『はまった』。今は(フィギュアを)作り続けていないと気が済まない」とデハラさん。
同展では、今年1月にテレビ東京で放送された短編フィギュアドラマ「ケーキーズ」に登場するフィギュアを展示販売する。計12回放送された同番組では、モンブランやショートケーキなどのスイーツをキャラクター化したフィギュアなどが、ストーリーを展開する。原作や脚本は放送作家の鈴木おさむさんが担当し、監督はCMやアーティストのプロモーションビデオなどを手掛ける竹内スグルさんが務めた。
会場では、番組で使用した約500体のフィギュア(4,000円~)をはじめ、ケーキーズの写真集(1,300円、長崎出版刊)、フィギュアのラフスケッチをプリントしたTシャツ(3,800円)、ストラップ(1,200円)などの関連グッズも販売。同番組のDVD「ケーキーズ」(3,990円)も先行販売するほか、10月4日にはサイン会を行う。
1階ギャラリーに併設するカフェでは、ケーキーズのキャラクターがモデルのスイーツ「モンブラーノ(=モンブラン)」と「ショートン(=ショートケーキ)」を1日10個限定(各800円)で提供する。
開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。10月5日まで。