ファッションデザイナーやイラストレーターなどとして幅広く活動するビジュアルアーティスト、ミック・イタヤさんの約2年半ぶりとなる個展「MIC*ITAYA MIRRORS EXHIBITION 2008 REFLECTION OF THE SUN」が9月27日より、原宿のアートスペース「ラップネットシップ」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5411-3330)で開催される。
イタヤさんは、1980年代にカセットテープ付きの雑誌「TRA(トラ)」のアートディレクターを務め、注目を浴び、フリーペーパーの先駆けとなった「dictionary(ディクショナリー)」の表紙デザインをはじめ、青山ダイヤモンドホール(港区北青山3)のイメージキャラクターや、アコースティックギターデュオ・ゴンチチの舞台美術など、幅広い分野でデザインを手掛けてきた。
同展では、「鏡」を使った作品43点を展示・販売。「鏡」の展覧会は自身約5年ぶりだという。会場では、鏡面を人や動物などのかたちにした作品や、鏡面に果物、鳥のデザインを彫った壁掛けミラー(18,900円)、ハンドミラー(4,725円)などの作品を披露する。中にはハンドミラーの縁に星をちりばめたものやフクロウをモチーフにしたユニークな作品も。鏡シリーズのほか、リスをモチーフにしたマグカップ(1,260円)や画集(3,360円)、ポストカード(189円)なども販売。会場内では映像作品を併せて上映する。
9月27日と10月4日には、イタヤさんが来場者の肖像画を描くイベントを開催(14時~16時、料金は1人1万円)。10月9日~11日には、イタヤさんの愛読書や雑貨などを販売するフリーマーケットも開催。
開催時間は11時~20時。入場無料。10月12日まで。