三陽商会(港区)は9月6日、表参道に香港生まれの女性デザイナー、ジョアンナ・ホーさんがデザインするレディスブランド「Johanna ho(ジョアンナ・ホー)」初の旗艦店をオープンする。
10代前半で渡英し、アートスクールを経てロンドンの名門校「セントラル・セント・マーティン美術大学」学士過程に進学したジョアンナ・ホーさんは、同大学院の卒業ショーで才能を見出され、1998年に自身のレーベルを創設。初のプレタポルテをロンドンコレクションで発表、英ブラウンズや米バーニーズニューヨークなど各国セレクトショップに商品が買い付けられるなど世界的認知も広げてきた。
日本では、2006年春から三陽商会が展開を開始。六本木ヒルズや名古屋・名鉄百貨店ヤング館などに続き国内7店舗目となる初の旗艦店は、表参道から1本入った路面に開く。店舗名は「ジョアンナ・ホー表参道フラッグシップショップ(Johanna ho Omotesando Flagship Shop)」(渋谷区渋谷4、TEL 03-3403-7191)。
2フロア構成の店舗は、売り場面積約153平方メートル。白を基調にした店内は、ピンク色の柱で「ポップなイメージ」(同社)を演出。壁面は落書き風のペイントや立体オブジェで飾り付けるなど、ブランドイメージとも重なる「いたずらっぽさのある『遊び心』を散りばめる」(同)という。
「ロマンティック・クール」「モダン・クラシック」など相反する要素をミックスしたスタイルが人気のコレクションはフルライン展開。新たに、ベーシックなニットにクラシック調のレースなどを部分的にあしらったハンドメードのビンテージリメークラインも展開する予定。
営業時間は11時30分~20時。