音楽専門チャンネル「MTV」伝統のアコースティック・ライブ「MTV Unplugged(アンプラグド)」の日本制作第5弾ライブが8月10日、恵比寿「ザ・ガーデンホール」(恵比寿ガーデンプレイス内)で行われ、ヒップホップアーティストのKREVAさんが「ラッパー」として初めてステージに上がった。
MTVアンプラグドは、「プラグを抜いた(=アンプラグド)」の文字通り、著名アーティストがアコースティックを基調としたライブを披露する人気番組。番組にはニルヴァーナ、エリック・クラプトンさんら豪華アーティストが次々と出演、普段のライブと異なるサウンドで披露する楽曲が話題をさらった。
日本では、2001年MTVジャパン(渋谷区神宮前2、今年六本木から本社移転)開局記念として国内制作第1弾に宇多田ヒカルさんが出演。今回、国内制作版では初のラッパーとして選ばれたKREVAさんはオープニング、ピアノの弾き語りに促されながらステージに姿を現すと、中央のいすに腰掛け、スピッツ草野マサムネさんとのコラボレートも話題になった「くればいいのに」や「音色」などのバラードナンバーをはじめ全6曲を披露した。
水玉柄のシャツに光沢感のあるスーツ姿で登場したKREVAさんは、ピアノ、オルガン、ギター、ベース、ツイン・ドラム、ストリングスによる総勢12人のバンドによる「生音」に乗せ、力強いラップを披露、サードアルバムからのシングルカット曲「ストロングスタイル」ではいすから立ち上がり、ライブを締めくくった。
ライブの様子は10月3日23時~23時30分に放映される。