恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4、TEL 03-5423-7111)センター広場で7月18日より、夏恒例の屋外上映イベント「スターライトシネマPLUS 2008」が幕を開ける。広場に特設された巨大スクリーンの前に腰掛け、国内外の名作を無料で鑑賞できる好評企画。9年目を迎える今年は、上映中の音源を太陽光発電で賄うなど、環境問題にも配慮する。
期間中、300インチのスクリーンに映し出すのは全13作品。家族連れなどでにぎわう週末(土曜・日曜)、祝日ごとに1日1作品を上映する。今年は「ボーリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ ムーア監督がアメリカの医療制度に迫った「シッコ」(7月21日)や、北極グマなどの生態を最新鋭技術で映し出したドキュメンタリー「アース」(8月9日)などの社会派作品に加え、アカデミー賞歌曲受賞のラブストーリー「ONCE ダブリンの街角で」(8月3日)といった海外話題作をラインアップ。
国内作品では、海辺の民宿「ハマダ」に集う人々の交流を描いた「めがね」(8月1日)、オダギリジョーさん主演の「東京散歩」物語「転々」(7月19日)など「放浪」系の作品や、ヒット作「フラガール」(7月27日)などをセレクトした。各作品の上映前には、潮騒や夕立、水のせせらぎなど「夏」の音を再生するイベント「立体音像サウンドシアター」を開催し、「屋外劇場」を音で演出する。
上映中の音響も含めイベントで流す音響はすべて会場内に設置したソーラーパネルを用いた太陽光発電で賄う予定。上映は各日18時45分~。鑑賞は無料で、当日上映前に整理券を配布する(配布は1人1枚まで)。客席は約150席だが、会場周囲から鑑賞することもできる。荒天中止。
恵比寿ガーデンプレイスでは同18日より、施設内のレストランやカフェで夏野菜などを使った飲食フェアを展開、季節感を打ち出すイベントで集客アップを目指す。
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