7月4日夜、渋谷「SHOTO GALLERY」(渋谷区松濤1)でスウェーデンTonium社のポケットDJシステム「Pacemaker(ペースメーカー)」の発表会見が開かれた。
同機器は2曲を同時に再生、ミックスできるほか、ポータブルミュージックプレーヤーとしても機能。モニターと同じ大きさのタッチパッドで主な操作を行う。ターンテーブルの要領でタッチパッドの縁をコントロールすることで、ボリュームや曲のテンポ、さまざまな種類の音の切り替えが可能となる。
ペースメーカー本機に加え、パソコンで編集できるソフトウエア「ペースメーカー・エディター」と、ユーザー独自の楽曲を配信できる音楽コミュニティー「ペースメーカーネット」サービスを提供。ネットで無料配信する「ペースメーカー・エディター」は、同機でアレンジした曲をさらに編集、同ソフトウエアで制作した曲をペースメーカーに転送し再生することもできる。
海外音楽関連のソフトウエアなどを扱うディリゲント(中央区)が国内輸入代理店を務め、日本展開に乗り出す。重量は約195グラムで、カラーはブラックのみ。容量は120ギガ、対応フォーマットはMP3、M4A、AIFFなど。価格は8万9,800円。7月11日より全国の大手家電量販店や楽器店などで販売する。
ペースメーカー上映に合わせてDJが生プレー、渋谷のミニシアターでイベント(シブヤ経済新聞)世界のクラブ音楽を配信するダウンロードサイト-地図連動も(シブヤ経済新聞)