日本未公開作品などの香港映画を特集する「香港レジェンド・シネマ・フェスティバル」が6月28日より、シアターN渋谷(渋谷区桜丘町、TEL 03-5489-2592)で開催されている。
同フェスでは、世界的に知られていながら日本では脚光を浴びていない作品や、日本未公開の香港映画全13作品(1970年代~1990年代後半)を上映する。
世界的に有名な香港出身のジョニー・トー監督の作品は3作品を上映。香港スターの一人、アーロン・クォックさん主演の「裸足のクンフーファイター」(1993年)、消防士たちの姿を描いた人間ドラマ「ファイヤーライン」(1997年)、1992年の香港興行収入1位を記録した「チャウ・シンチーの熱血弁護士」(1992年)の日本未公開となる3作品が並ぶ。
世界で注目を集める香港俳優の一人、チャウ・シンチーさんが出演する作品もラインアップ。シンチーさん出世作品の1本「チャウ・シンチーのゴーストハッスル」(1990年)のほか、パロディーを盛り込んだコメディー映画「チャウ・シンチーのゴーストバスター」(1995年)などを上映。
このほか、1965年に東洋一の映画スタジオを建設し、多くの香港映画を世界に発信した映画会社、ショウ・ブラザースの特撮ホラー作品「液体人間オイルマン」(1976年)や、男性アクション路線を築いたチャン・チェ監督の「ヒーロー・オブ・クンフー裸足の洪家拳」(1975年)、カルトカンフー映画「残酷復讐拳」(1978年)なども上映する。
上映時間は11時~。鑑賞料は1,500円(当日)。7月4日まで。
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