人気ファッションドール「Blythe(ブライス)」の7周年チャリティー企画展「ワンス アポンア ワンダーワールド」が6月28日より、表参道ヒルズ本館地下3階「スペース オー」で開催される。主催はブライスのライセンス管理などを手がけるクロスワールドコネクションズ(渋谷区猿楽町、以下CWC)。
ブライスは、1972年アメリカで1年間のみ製作・販売された「幻」のファッションドール。日本では、2001年にCWCのプロデュースにより、タカラトミーから「ネオブライス」としてレプリカが発売された。
2002年からスタートしたチャリティー企画では、国内外ファッションブランドのデザイナーやアーティストらがスタイリングしたブライスを発表。7年目を迎える今年は「ものがたり」をテーマに、人魚姫や赤毛のアンなどさまざまなストーリーの主人公に変身したブライス70体を展示する。
赤毛のアンをイメージした作品を手がけたのは、ファッションブランド「MILK」など。人気ブランド「SUPER LOVERS」やロリータブランドとして知られる「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」は「不思議の国のアリス」をモチーフに思い思いのアリスを表現。レディスブランド「INTERPLANET」や「MERCURYDUO」が参加した人魚姫(ラプンツェル)の中には長い髪とふんわりとした衣装で幻想的な雰囲気のブライスも。このほか、「オズの魔法使い」「赤ずきん」などのヒロインも発表される。
期間中、世界一美しいブライスを競う「ブライスビューティーコンテスト(第3回)」のセミファイナリストの作品を併せて展示するほか、限定ドールなどを販売する「ブライスショップ」も登場。7月6日には、ブライスビューティーコンテストの本戦を開催し、一般投票も交え各部門のグランプリが決まる。
発表されたブライスドールは約1年にわたり各地を巡回後、来年春にオークションに出品され、収益金を全額寄付に充てるという。
営業時間は11時~21時(日曜は20時まで)。入場無料。7月5日まで(6日はショップのみオープン)。
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