1960年代、世界各地で起きた反体制的文化活動(カウンターカルチャー)を、米パンクバンド「MC5」などの歴史を通じて振り返る企画展が6月29日より、「TOKYO HIPSTERS CLUB(トーキョーヒップスターズクラブ)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5778-2081)で開催される。会場は2階フリースペース。
「MC5」は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどと並び1960年代中期から後期にかけて活躍した、パンクバンドの先駆けとなるバンドの1組。「68-『歴史の転換点』1968年を8月のシカゴ、ロックバンドMC5を通して考察する。」と題した同展では、MC5のマネジャーで白人過激派グループ「ホワイトパンサー党」の党首でもあった活動家、ジョン・シンクレアさんの当時の映像や、大麻所持で100年の実刑を受けたシンクレアさんの釈放を求めるライブ映像を壁面に上映。
シンクレアさんの前妻でカメラマンのデニー・シンクレアさんが撮影した同バンドMC5のライブ写真や、ホワイトパンサー党の活動を収めた写真など28点を展示するほか、同バンド専属のポスターアーティストとして活動したゲイリー・グリムショウさんによるポスター22点も公開する。複製ポスターや写真は販売も。価格は写真=9,450円、ポスター=5,250円~。
6月28日には、シンクレアさん本人によるトークショーを開催する。開催時間は17時~19時(要予約、入場無料、先着順で席が埋まり次第受け付け終了)。
営業時間は12時~20時。入場無料。7月21日まで。
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