渋谷・Bunkamura(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-9111)は4月16日より、近代モダニズムに背き「反主流」の道を歩んだ画家や美術家などの作品展「反主流の美学考察-1960~1970年代のカウンター・カルチャー」を開催する。
同展では、反体制的な文化を総称する言葉「カウンター・カルチャー」が生まれた1960年から1970年代の高度成長期に活動したアーティストたちの絵画・版画・ポスター作品を紹介する。
作品は、美術家の赤瀬川原平さんが千円札紙幣の模型を制作し、後に「千円札裁判」にまで発展した作品「大日本零円札」をはじめ、寺山修司さんの演劇実験室「天井桟敷」の公演ポスター、漫画家・蛭子能収さんの短編マンガなど。そのほか、グラフィックデザイナー・横尾忠則さんや写真家・荒木経惟さんの作品、作家の初版本や限定本なども展示する。
会場では、彼らに影響を受けた作家の書籍などの展示・販売も行う。開催時間は10時~19時30分。入場無料。今月23日まで。