バンクシーら「UKストリートアート」最前線を紹介-原宿で企画展

UKのストリートアート作品が並ぶ会場内の様子。バンクシーら第一線で活躍するアーティストが多数参加

UKのストリートアート作品が並ぶ会場内の様子。バンクシーら第一線で活躍するアーティストが多数参加

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 覆面芸術家「バンクシー」ら、ロンドン(UK)ストリートアートの第一線で活躍する作家の作品を一堂に集めた企画展「We didn’t do it」が3月23日、ラフォーレミュージアム原宿(渋谷区神宮前1、ラフォーレ原宿6階)で始まった。

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 アート、ファッション、音楽など英国のクリエーティブシーンが国内外で盛り上がりを見せる中、時に神出鬼没で反体制的なメッセージを訴えかけてきたUKストリートアートも、その独自の地位を確立しつつある。

 UKストリートアーティストの代表格で、自らの正体を明かさず覆面アーティストとして活動するバンクシーも、シーンの最前線を担う1人。2005年、ニューヨーク近代美術館など各国の有名美術館に自身の作品を「無断展示」し脚光を浴びたバンクシーは、アイロニカルなメッセージをポップなグラフィティー作品などで表現。オークションでも作品が高値で落札されるなど、世界的評価も高い。

 同展では、バンクシーの作品を中心に、著名ブランドのアートワークやレコードジャケットなども手がけるポール・インセクトさん、マンガや日本の街頭をモチーフにした作品でも知られるアントニー・ミカレフさんら総勢28人のアーティスト作品を展示する。

 会場は入り組んだ什器でロンドンのストリート感を出した。バンクシーは、15点以上のシルクスクリーン作品を紹介。各作家とも大型の作品はないものの、独特のカラーセンスやポップ感覚あふれるタッチからUKストリートアートシーンの「今」が垣間見られる内容となっている。

 入場料は、一般=700円、学生=500円ほか。収益金の一部は、「世界人権宣言」採択60周年記念キャンペーンをグローバル展開するNGO「アムネスティ・インターナショナル(国際人権救援機構)」に寄付される。

ラフォーレミュージアム原宿(ラップネット)渋谷センター街のギャラリーに国内外ストリートアートが集結(シブヤ経済新聞)Bunkamuraで「アートバザール」-名画を特別価格で販売(シブヤ経済新聞)

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