丸いつま先と弾むようなソール、通称「バウンシングソール」で知られる靴ブランド「ドクターマーチン」の新店舗が3月1日、渋谷・神南にオープンした。
スキー事故で負傷したドイツの医師、クラウス・マーチンが、古いタイヤを加工して作ったリハビリ用のブーツを起源とするドクターマーチン。歩行中の衝撃を吸収する独自の靴底はその後、イギリスの老舗製靴メーカーの手で機能性を強化し、1960年に現行モデルが誕生、労働者だけでなくパンクロッカーらミュージシャンの間でも人気を博してきた。
日本ではドクターマーチン・エアウエアジャパン(台東区)が国内販売を手がけ、全国に10店舗以上を展開。新店舗「ドクターマーチンショップDMS渋谷」(渋谷区神南1、TEL 03-3770-3651)は、原宿、代官山などの店舗に続き、都内で6店舗目の出店となる。マルイシティ裏手の神南エリアに、広さ約19坪の路面店を開いた。
内装は、英国をイメージしたれんがの壁面が特徴。「清潔感と明るい印象でさまざまな客層が入りやすい」(同社広報担当者)空間に仕上げた。商品は、ブーツの長さや素材、カラーなどさまざまなタイプの定番をはじめ、レディスアイテムを充実させた。ヒール付きシューズやサンダルなども人気という。4月には、英国産スエード素材の限定8ホールブーツを発売予定。
価格帯はレディス、メンズともに8ホールブーツで2万円台前半が中心。サンダルは1万円台前半~。
営業時間は11時~20時30分。水曜定休。