マイクロソフト(渋谷区代々木2)とQ&Aサイト「OKWave」を運営するオウケイウェイヴ(恵比寿1)は3月11日、米マイクロソフトとオウケイウェイヴが業務・資本提携に関する契約を締結したと発表した。
米マイクロソフトは、オウケイウェイヴが行う第三者割当増資で発行する新株式9,000株を引き受ける。引き受け後の出資比率は10.52%となり、第3位の株主に浮上する。米マイクロソフトが日本のオンラインサービス企業と資本提携を行うのは初。
両社は、2006年10月より日本市場において「MSN」と「OKWave」の連携によるQ&Aサイト「MSN相談箱」をMSN利用者向けに展開してきた。Q&Aサイトは、米国ネット業界でも2006年ごろから急激な成長を示しており、国内でもネット上で消費者が口コミ的にコンテンツを形成していくCGM(Consumer Generated Media)の1つとして、今後大きな市場を生み出すものと期待されている。
マイクロソフトは、検索サービスLive Searchをはじめ、Windows Live/MSNの各サービスと「OKWave」のQ&A機能の連携強化を図る。オウケイウェイヴはWindows Live/MSNの国内ユーザー3,500万人へのQ&Aの提供を行い、ウェブ検索に次ぐ新たな市場創出を進める。「OKWave」では現在、1,450万件以上のQ&Aが掲載されている。
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